近年人気のあるレコードですが聴いているだけでは満足できずDJにも興味が湧きDJをやってみたいという方もいるかと思います。
今回はそんな方に何を買えばアナログレコードでDJができるのかを紹介したいと思います。
なお今回は超初心者向けの情報ですので最低限の機材の紹介にしたいと思います。また中古機材よりも新品を買ったほうがより安全という観点から中古を買うという選択肢はここでは一旦置いておきます。
レコードでDJするために ①”ターンテーブルを買おう”
DJをするためにはベルトドライブ式ではなくダイレクトドライブ式のターンテーブルを選ぶ必要があり、さらに回転数を変えられるボタン、曲の速度を変えられるピッチフェーダーが備えられていなければなりません。ここでは○○式といった駆動方式を説明すると長くなるので割愛します。
上記のような機能が備えられている製品がこちらです。
テクニクス(Technics)SL-1200シリーズ
Technics SL-1200MK7-K ダイレクトドライブターンテーブルシステム テクニクス DJプレイ 音楽 送料無料 価格:134,300円(税込、送料別) (2024/7/5時点) |
王道中の王道でDJするならみんなこのシリーズを買ったといっても過言ではないくらいの知名度と普及率でクラブやライブハウス、BARなんかにも常設されていたりします。最新モデルはSL-1200 MK7です。
一部のマニアに人気がありすぎてショップの在庫に偏りがあるのが難点で手に入れづらいモデルでもあります。
次に紹介するのがパイオニアDJ PLX1000
Pioneer DJ PLX-1000 ターンテーブル パイオニア PLX1000 価格:104,500円(税込、送料無料) (2024/6/21時点) |
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テクニクスが一時期ターンテーブルの生産を中止していた時にCDJやDJミキサーで信頼を得ているパイオニアが作ったターンテーブルです。(パイオニアは大昔にターンテーブルも作っていた歴史があります。)
PLX1000の良い所はなんといってもトルクの力強さです。ターンテーブルのプレーボタンを押した時に盤(プラッター)が0.3秒で定速回転に達します。テクニクスのSL-1200 MK7は0.7秒かかります。
トルクが強いとレコードを手からリリースした際に音の立ち上がりが「ぎゅわ〜〜ん」みたいになりづらいのでカットインやビートジャグリング、スクラッチするのにいいかもしれません。かといってMK7の0.7秒も十分トルクがあるのでここら辺は好みの問題ですね。
ひとつ注意してほしいのがPLX1000の弟分的な存在のPLX500というターンテーブルが価格も1000の半分ほどであり私も使ったことがあるのですが、こちらはトルクが弱くレコードをかなり強めに押してリリースしてあげないとダメで上で言ったカットイン等のプレーがうまくいかずストレスになるのでオススメできません。
Pioneer DJ PLX-500 ブラック ターンテーブル パイオニア 価格:52,800円(税込、送料無料) (2024/6/21時点) |
部屋でリスニング用として使うならPLX500でもいいかもしれませんが今回はDJをする目的での機材選びなので購入するには注意が必要です。
ターンテーブル選びではテクニクスSL-1200 MK7とパイオニアPLX1000を紹介しましたがどちらも悪くないですが、私が買うならSL-1200 MK7ですかね。理由はテクニクスはターンテーブルを作ってきた歴史が長いのとクラブやBARなどに旧モデルなども常設されていたりもするので普段使っている機材でそのまま本番に臨めるというのは安心感が違いますからね。
ターンテーブルを買っても針は別で買わないといけないので載せておきます。
DJ業界を牽引してきた安定針のSHURE(2018年にカートリッジ/レコード針の生産を終了してしまいましたが現在はJICOがSHURE用の互換のある交換針などを作っています)
翌日配達 JICO OMNIA J44D DJ IMP NUDE BLACK 【DJ向けカートリッジ / ヘッドシェル付属】 価格:25,850円(税込、送料無料) (2024/7/3時点) |
低価格で手を出しやすい2020年生まれのブランド100SOUNDS(こちらもSHURE社製の互換針も作っています。)
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著名人が使っていたりオーディオ界でも有名なOrtofon
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などなどこの他にもブランドはあり価格も低から高までいろいろです。針は消耗品ですので低価格の物から始めたほうがいいと思います。
レコードでDJするために ②”ミキサーを買おう”
ミキサーは曲と曲を混ぜたり音の調整をできたりという役割で低価格帯から高価格帯の物までさまざまです。
初心者の方は色々な機能が付いているミキサーよりもシンプルなミキサーがオススメです。
Pioneer DJ DJM-250MK2 rekordbox対応 2ch DJミキサー パイオニア 価格:55,000円(税込、送料無料) (2024/7/2時点) |
安定のパイオニアのDJミキサー DJM-250MK2です。こちらのミキサーで基本的なミックスやスクラッチの練習は十分にできます。このミキサーである程度技術が身についたらエフェクト機能が付いたミキサーなども視野に入れて買い替えていくのもありです。
Pioneer DJ DJM-450 Beat FX搭載 2ch DJミキサー パイオニア 価格:104,500円(税込、送料無料) (2024/7/2時点) |
レコードでDJするために ③”スピーカーを買おう”
最後にスピーカーを買えばあとは音を出すだけです。私が部屋で使っていて家で練習する分にはこれで十分というのを載せておきます。
Pioneer DJ DM-40D (Black) モニタースピーカー パワードスピーカー [ペア] 2台 パイオニア DM40D 価格:20,900円(税込、送料無料) (2024/7/4時点) |
DM-40Dですが私が所有しているのはひとつ前のモデルでDM-40です。今回のは裏のスイッチで楽曲制作モードとDJモードを切り替えれるみたいですね(ひとつ前のモデルDM-40には非搭載)。このスピーカーはアンプ内蔵なので別途アンプを買う必要がなくミキサーからスピーカーへ繋いで電源を入れればなります。
別モデルでbluetooth機能を搭載している物もあります。
Pioneer DJ DM-40D-BT (Black) モニタースピーカー Bluetoothスピーカー ワイヤレススピーカー [ペア] 2台 パイオニア DM40DBT 価格:27,500円(税込、送料無料) (2024/7/4時点) |
DJ練習しないときなどbluetooth機能でスマホと連携して音楽を流すことも可能ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?DJの台に関しては過去の記事を参照してください。
DJはお金が掛かりますが最近では楽器屋さんも金利無料のローンを組めるお店もあるので一括で買うのが難しい方などはそういったのも利用するのもありかなと思います。
では次回は音を出すためのセッティングを書いて見たいと思います。
それではー!!!
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