2015年に発売されたDJ MUROの真ッ黒ニナル果テを読んだので簡単に紹介したいと思います。
DJ活動30周年の記念本
本書はDJ MUUROのDJ活動30周年を記念したアーティストブックになっています。
内容は
- テーマ別にセレクトした秘蔵盤、
- ドーナツ盤ジャケット美術館の番外編
- ブラックミュージック専門誌で連載していた“ヴァイナル駅伝”
- MUROのDJとしての側面
- 歴代のコレクションルーム
- MURO’s コレクション
- 漫画”MUROとの一日” by 井上三太
- 30人が選ぶ“MUROらしい”30曲
- 全Mix作品リスト
- DJ雑誌”GROOVE”に掲載されたインタビューと対談記事の再録
といった内容が掲載されています。
対談は
- DJ KRUSH
- クボタタケシ
- DJ NORI
- DJ KOCO aka SHIMOKITA
- D.L
との対談内容が掲載されています。
ページ数は263ページです。
おもしろかったところ ①
本書ではMUROのDJルームを2006年、2010年、2012年、2015年と時系列に写真付きで見ることができます。
特注のDJブースや圧巻のコレクションを見ていったい何枚あるんだ?と思わずにはいられない量に絶句してしまいました。
おもしろかったところ ②
MUROが新居に引っ越したタイミングで自身のコレクションを断捨離を兼ねて手放し査定に出すのですがその量が半端なくて笑ってしましました。
また査定にかかった期間も長期でその期間も想像の上をいっていて驚きました。
おもしろかったところ ③
対談の内容がどの人のときでも濃くて非常に読み応えがあります。
レコ堀の美学だったり、7インチでのDJプレーの話、各対談相手との出会いなど、あっという間に読めてしまう対談内容はどれもおもしろいですよ。
おもしろかったところ ④
MUROと馴染みが深い30人の方々が選ぶMUROらしい1枚を紹介するコーナーがあるのですが、それぞれの方の”その1枚”と”MUROさんとの関係”が思い出話のように盤の写真付きで紹介しているので「この盤ではこんなことがあったんだ」みたいな発見に繋がるので読んでいておもしろかったです。
まとめ
対談、DJ部屋、思い出盤など見どころ、読みどころが多い本書ですが他にも今までリリースされたMUROの代表的なミックスの中からの代表するような曲の紹介やMUROのレコ堀の日常を描いた漫画のページなどバラエティーに富んでいて非常に読み応えのある1冊でした。
兎にも角にもレコードが好きならこの本は誰にでも面白いと思うので見つけたら読んでみてはいかがですか?
ではよいレコードライフをー♪
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